時間は刻々と過ぎて行き・・・

ストレッチ中のロナウジーニョ

ども。
冬風が染み渡りすぎてお肌も心も非常に痛い毎日、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

つい先日知り合った人はバルセロナという街が好きな人でした。
「と、ある」フットボールクラブのソシオにもなっているということですので、そいつを肴にちょいと飲みに行ったときのことです。
もう何度もバルセロナには行かれているらしく、
ゴシック地区の事を非常に判りやすく教えてくれました。
→今年か来年また行ったときにでも参考にしたいと思っています。
特にカテドラル近辺からモンジュイックの丘方面への生き方は実に丁寧であり、かつ情感あふれた語り口で、ちょっとした感動すら覚えました。
特にフットボールを観に行くならモンジュイックの丘にあるオリンピック・スタジアム以外に選択肢はありえないという件には思わず賛同してしまいそうになる迫力でした。
そのときに「ふと」とあることに気がついて彼に尋ねました。
フットボールを観に行くならオリンピック・スタジアム?カンプ・ノウでなくて?」
カンプ・ノウ?何言ってるんですか?弱くを助け強気をくじく、判官びいきではないですが、日本人なら強大な敵に立ち向かう精神にこそ魅力を感じるのではありませんか?」
「そ、それは・・・。(ピキーン!今更ながらに気がつく僕)あなたがソシオになっているフットボールクラブというのはFCBではなく、もしかして・・・」
「当然エスパニョールです」
その後延々とエスパニョールの魅力について聞かされたことはいうまでもありません。
バルサのペーニャ(ファンクラブ?サークル?)にぺリコ(エスパニョールファンの別名)が如何に迫害を受けていたかという話。
サリア・スタジアム(エスパニョールがオリンピックスタジアムに移転する前に使用していたスタジアムで、カンプ・ノウの近所)でのカタルーニャ・ダービーでいつも起こっていた暴動まがいの過熱した応援合戦の話。
かなり誇張が過ぎるのではないかと思いながら、ついついバルサ以外のバルセロナのチームについての知識を仕入れる貴重な時間でした。
そうですね・・・
確かに僕も3年位前まではほとんど日本唯一かもしれないと思いながらも(本当はそうではありませんが)レンジャース・ファンをしていましたが、世の中にはまだまだ「濃い」人が残っているものです。
→突っ込む人はいないと思いますが、レンジャースといってもグラスゴーのレンジャースです。クィーンズパークでもテキサスでもニューヨークでもありません。でもグレツキーのニューヨークのジャージは良いですねぇ。
 
2月ももう5日を過ぎ6日、場を読まない地味な2チームのために史上屈指の地味カードとなってしまったスーパーボウルも、史上初記録を二つもかけて戦ったシーホークスを最も間が読めないチームであるピッツバーグ・スティーラーズが破り幕を閉じました。
特に第3クォーターのスティーラーズスペシャルプレイ・QB−RB−WR−WRと繋いだパスでタッチダウンをあげた瞬間は場内の盛り上がるは凄まじかったようです。
 
まあアメリカン・フットボールはそんな感じでプロリーグがシーズン終了しましたが、ヨーロピアン・フットボールはこれからが佳境/もしくは折り返しであります。
まだまだ予断を許さない各国リーグ(セリエAを除く)はまさにこれからクライマックスに大突入です(セリエAは除く)
 
さて2月になってようやく時間が空くようになりました(本当はこんなことじゃいけないんですが・・・)というわけでバルセロナグッズを納めたバッグを開帳し、皆さんのご意見をお伺いしようと思った矢先に!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓な、なんだ!これは!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 
http://www.bunshun.co.jp/mag/numberplus/index.htm
 
文芸春秋の「NumberPlus」から発売された「FCバルセロナ」の特集本であります。
ぶっちゃけ結構面白かったので買って損はないと思います。
まるごと一冊FCバルセロナに費やすとして「マニア以外に向けてのつくり」をするとこんな風になるだろうなと。
しかも今年日本在住でソシオ登録を行った方全員にプレゼントされるらしいという、真偽の程は定かではありませんがそういう情報もあったりする「いわく」付きの本であります。
 
ぶっちゃけこの本の見所は前半3/4を占めるFCバルセロナのクラブの歴史や、ロナウジーニョをはじめとする現所属選手のインタビューなどではなく、残り1/4にあるカンプ・ノウの周辺情報やマシアにまつわる記事・バルセロナ市内で選手に会える(かも知れない)お店情報であります。
こうした企画は(ここでやって無かったら次僕等でやろうと思っていたんですが)なかなかない企画であり、なかなか周囲の理解を得ることが出来ない地味な企画であります。
良くこれが通ったもんだとまじめに不思議に思いますし、感心します。
すごいな、文芸春秋・・・
 
ともかく不思議ーなことにここでアンケートを採らせて頂いたときの結果、上位いくつかがここになぜか日の目を見たわけでございます。
これが幸か不幸か、どうせならもうちょっと掘り下げてやればよいのにと思いつつ、この企画を通した編集部の皆様に僕は素直に「ごくろうさま」の意をあらわしたいと思います。

まじ?
バルサアトレチコに負けちまったよ!
しかも1−3・・・なるほど、バタフライ現象で東京に雪も降るわけだ・・・